え?いやいや、それはあいつのせいだってば!
どーも、ぽむんすたです。
人生を通して何かと人のせいにしがちな僕でしたが、ある人から言われた一言で人のせいにすることがほとんどなくなりました。
今回の名言は結構マジで使えると思うので、心して読まれい!!(テンション高い)
それではどーぞ。
目次
マスターとの出会い
これは僕がまだ東京に住んでいた頃のお話。
駅前から少し歩いたところに、とあるアパートがありました。
その裏側に細い裏道があり、入口のそばにはこんな感じのライトとバーの看板がありました。
(イメージですよ)
何回もそのそばを通るうちに、なんとなく「ちょっと入ってみようかな」と思うようになり、ある日そっと裏道を入ってみることに。
(これもイメージね)
すると二階に上がる階段があったので、そろーりそろーりと階段を登り、いよいよ扉の前へ。
(しつこいけどイメージです)
ガチャリ・・・
(どっちもイメージですよー)
とまあ、だいたいこんな感じの店内に潜入すると、すぐさま
マスター
明るい関西弁で話しかけてくれたその人は、バーのマスターだった。大体年齢は60歳くらいでスキンヘッド、
ガタイもゴツメで、なんと言うか強そうなオーラが漂う人だった。
明るそうな声から想像した通り、マスターはものすごく面白い人で、時に真面目な話もしたり、でもほとんどは下ネタばっかりを大声で話してて笑、
そんなマスターと話すのが楽しくなり、いつの間にか自分もその店の常連になっていた。
そんなある日
仕事中にすごくイライラすることがあった。
※ぽむんすたの前職についてはこの記事見てね。
なんと、バックオフィスに依頼していた対応が、全然できていなかったのだ。
ぽむんすた
マスター
ぽむんすた
マスター
マスターは突然こんなことを言った。
「矢印はなあ、自分に向けとかなあかんで」
「え?矢印?どういう事ですか?」
「俺も昔は六本木にクラブを出しとってな、ほんまにいろんな奴が出入りしとったよ。せやからわかんねん。」
「あいつのせいでとか、そいつがちゃんとやってればとか、そんなことばっか言うてる奴には人は集まらへんねん。」
「ぽむんすたの仕事は、ほんまにそいつしかできへんかったんか?」
「そもそもちゃんと期日に余裕持って依頼できてたんか?」
「人にばっか矢印向けて、あいつのせいこいつのせい言うてたら、結果自分が疲れてまうねん。」
「あのなあぽむんすた。これは大事なことやで。矢印人に向けとっても、いいことなんもないねんて。」
「せやから俺は言うねん。矢印は自分に向けとけ、てな。」
「自分に矢印向けて、自分が変わっていくねん。」
・・・記憶が曖昧なところもあるが、だいたいこんな感じのことをマスターは言ってくれた。
頭をガツーン!と、殴られたような衝撃があった。
矢印は自分に向ける
マスターに「矢印は自分に向けとくもんやで」という人生の名言をもらってから、いろんなことに対して物の見方が変わったように思う。
例1:頼んだはずの仕事ができてなかった。
昔のぽむんすた
今のぽむんすた
例2:後輩がミスをして、自分が謝らなければならなくなった
昔のぽむんすた
今のぽむんすた
こんな感じで、矢印を自分に向けるということをきっかけにして、一つ一つの出来事を前向きに捉えることができるようになっていった。
人のせいにしない人になるために
もちろん、僕も最初から矢印を自分に向けられるようになったわけじゃあない。
結構なんども前と同じように、「あいつがこうしてたら・・・」とか考えてしまうこともあった。
でもその度にマスターから聞かされた「矢印は自分に向けるんやで」と言う言葉を思い出し、「自分に落ち度はなかったか」、「他に選択肢はなかったのか」と思うようになり、徐々に人を責めることが少なくなっていった。
そんなある日の事・・・。
バックオフィスの人
ぽむんすた
バックオフィスの人
自分でも気づかないうちに、「自分に矢印を向けた」ことのいい影響が現れてきていた。
今では残念ながらそのバーも無くなってしまったし、自分も地元に帰ってきてしまったのでマスターと会う機会は無くなってしまったが、
マスターの明るい下ネタと、矢印を自分に向けると言う名言は、今も自分の心の中に強く刻まれている。
と、言うことで
皆さんも、何か問題が起こった時に人のせいにしたりしてないでしょうか。(ぽむんすたはしてました笑)
でもたった一つ、矢印を自分に向けるだけで、案外いろんなことがうまくいったりします。
僕だってできたんだから、皆さんだってきっと!そう思っています。
こんな拙い文章だけど、誰かの役に立ってたらいいなあ。
そんじゃあまた!
しーゆー!